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MEHENDI

メヘンディとは

メヘンディとはミソハギ科の植物「ヘナ」によるボディーアートです。インドや中東、アフリカ大陸の伝統文化であり、「幸運を呼ぶ」と言い伝えられています。メヘンディは1~2週間できれいに消えるため、現代ではファッションとしても親しまれています。

メヘンディ画像

MEHENDI


世界各地に伝わるメヘンディですが、国柄、習慣、お祝い、お祭りや信仰によりメヘンディアートの描き方が異なります。伝統的に行っているところでは手や足に描くことが多く、薬効高い植物・ヘナによる健康管理や、幸せやお祝いのために、またお祭りのときに感謝や祈りを表すために描かれてきました。インドでは結婚式の花嫁の手足にびっしりとメヘンディが描かれ、妊娠や出産のときには、邪気や病気から身を守るために描きます。もちろん、ただファッションを楽しむためだけにも描きます。メヘンディは、南アジア・中東・アフリカ大陸など数々の地域で昔から伝わる伝統文化であると同時に、1~2週間楽しめる気軽なボディアートとして、最近では欧米や日本でも親しまれています。

メヘンディ画像

HENNA


メヘンディは乾燥したヘナの葉を粉状にし水に混ぜてペースト状にしたもので描きます。ヘナの成分であるロサニアがタンパク質と結合して肌や髪をオレンジ色に染めます。染まり具合は染めた部分や体質によっても違います。体温が高く皮膚が厚いところ(特に手のひら)が良く染まり、逆に体温が低く皮膚が薄いところ(首や耳など)は染まりが薄いです。また、冬より夏によく染ります。メヘンディを描いた後に、半乾きのペーストの上にレモン汁と砂糖を溶かしたものを塗ります。レモンが染まりを良くし、溶けている砂糖の粘性でペーストが剥がれるのを防ぎます。ペーストは出来るだけ長時間(理想は8時間以上)肌にのせておくことで染りが濃くなります。そのため、インドでは夜にメヘンディを施し、そのまま就寝して翌日までペーストを肌にのせておくことが一般的です。メヘンディを描いた後のヘナペーストを落とすと、最初はオレンジ系に染まり、時間が経つにつれ深みがある茶色へ変化します。2〜3日後に最も深くはっきりした色になり、その後1〜2週間程かけて徐々に薄くなり、最後はきれいに消えます。

メヘンディのデザインと料金・申し込みについて

メヘンディアートにはたくさんのデザインがあります。伝統的には、インド式とアラビア式のデザインがあり、インド式は直線的な幾何学模様などのパターンを組み合わせて細かく広範囲に描かれ、アラビア式はワンポイントから、花やクジャクなどが丸みを帯びたやわらかい線で描かれます。もちろんアラビア式も、花とペイズリー・月と太陽光など、自由な組合せで広範囲に描くことが出来ます。メヘンディデザインには、これといった決まりはなく何を描いても自由ですので、お好きなイラストやオリジナルの模様などを描くことも出来ます。

当メヘンディショップでは、たくさんのデザインの中からお好みの模様を選んで頂く他、デザインの自由な組合せやリクエスト、イラストの持ち込みなども承っています。メヘンディ料金はデザインや組合せ・大きさによって異なりますが、ワンポイント模様600円~からメニューがございます。基本的にはイベント出店でのメヘンディ施術が多いのですが、出張メヘンディ(東京都内)も承っております。メヘンディのデザインや料金についてのお問合せ・お申込みは、当サイトのお問合せフォームよりお願いいたします。また、当メヘンディショップのイベント出店につきましては、展示案内・イベントページをご覧ください。